頭頸部がん患者への緩和ケアの問題点
Abstract
<p> 頭頸部がん患者に対する緩和ケアは現在でも困難であるとされている。 その理由として, 腫瘍によって感覚神経が圧迫されて起こる神経障害性疼痛の発生頻度が高く, 治療が難しい痛みの存在だからである。 そして, 外科手術などの治療に伴う外見の変貌や発声障害にともなうコミュニケーション障害など, 痛みだけでなく心理的な苦痛を伴うことが多いことなどにより, 全人的な苦痛緩和を必要とするからである。 それらに対しては, 耳鼻咽喉科主治医を中心として, 緩和ケア医, 精神腫瘍医, 看護師, 薬剤師などからなる緩和ケアチームによる緩和ケアが, 入院, 外来, 在宅のどの分野においても適切に行われる必要がある。</p>
Journal
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- JIBI INKOKA TEMBO
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JIBI INKOKA TEMBO 59 (6), 306-311, 2016
Society of Oto-rhino-laryngology Tokyo
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204951765248
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- NII Article ID
- 130006250552
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- ISSN
- 18836429
- 03869687
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- Abstract License Flag
- Disallowed