書誌事項
- タイトル別名
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- On the Resetting of the Subject Parameter by Japanese Learners of English: A Survey of Junior High School Students
- -中学生を対象とした調査から-
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抄録
<p>本論の目的は,日本人英語学習者(JLE)による主語パラメター再設定の過程を極小主義,とりわけChomsky(2007, 2008)およびMiyagawa (2005)で提唱された素性継承理論の枠組に基づいて考察することである.主たる主張は,当該パラメターの再設定が,一致素性のCからTへの浸透の習得と焦点素性のTからの除去という2段階からなるというものである.399名の中学生を対象とした調査の結果,JLEにとって一致素性のTへの浸透を習得するのは比較的容易であるが,焦点素性をTから取り除くのが困難な場合があることが明らかになった.そのようなJLEは英語と日本語の混交的なパラメター値を持つこととなり,英語の虚辞主語構文を正しく容認すると同時に,非適格な空主語構文を,文頭要素を日本語的な話題主語であると解釈することで,誤って容認してしまう.</p>
収録刊行物
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- 第二言語
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第二言語 9 (0), 63-82, 2010
日本第二言語習得学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680397614592
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- NII論文ID
- 130006259016
- 40018959319
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- NII書誌ID
- AA1260638X
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- ISSN
- 21870047
- 1347278X
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- NDL書誌ID
- 11212909
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可