CAD/CAM冠用ハイブリッドレジンブロックの物性に関する研究

• 亀山 祐佳

  神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔科学講座クリニカル・バイオマテリアル学分野

• 大橋 桂

  神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔科学講座クリニカル・バイオマテリアル学分野

• 山口 紘章

  神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔科学講座クリニカル・バイオマテリアル学分野

• 三宅 香

  神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔科学講座クリニカル・バイオマテリアル学分野

• 和田 悠希

  神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔科学講座クリニカル・バイオマテリアル学分野

• 綠野 智康

  神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔科学講座クリニカル・バイオマテリアル学分野

• 谷本 安浩

  日本大学松戸歯学部歯科生体材料学講座

• 寺中 文子

  日本大学松戸歯学部保存修復学講座

• 岩井 啓寿

  日本大学松戸歯学部保存修復学講座

• 平山 聡司

  日本大学松戸歯学部保存修復学講座

• 二瓶 智太郎

  神奈川歯科大学大学院歯学研究科口腔科学講座クリニカル・バイオマテリアル学分野

書誌事項

タイトル別名

• Mechanical properties of hybrid resin blocks for CAD/CAM crown
• CAD/CAMカンヨウ ハイブリッドレジンブロック ノ ブッセイ ニ カンスル ケンキュウ

抄録

本研究では，CAD/CAM冠用ハイブリッドレジンブロックの物性について比較，検討するために，市販されているレジンブロック8種類を用いて，2軸曲げ試験，2体摩耗試験およびダイナミック表面硬さ試験を行い，さらに無機フィラー含有量を測定した．2軸曲げ試験は，5℃と55℃の水槽に浸漬したサーマルストレスを8,000回負荷後の試験も行った．得られた値は，一元配置分散分析および多重比較検定（Tukey法）を行い，無機フィラー含有量との相関関係をPearsonの積率相関係数を用いて調べた．その結果，レジンブロックにより物性が異なり，すべてのレジンブロック間で無機フィラー含有量に有意な差が認められた．無機フィラー含有量に対する曲げ強さ，摩耗量および表面硬さとの相関関係を分析した結果，摩耗量は有意な負の相関，表面硬さでは有意な正の相関性を認めたが，曲げ強さとは相関が認められなかった．

収録刊行物

• 日本歯科理工学会誌

  日本歯科理工学会誌 36 (6), 453-459, 2017

  一般社団法人 日本歯科理工学会

キーワード

• ハイブリッドレジンブロック
• 無機フィラー含有量
• 曲げ強さ
• 摩耗
• 硬さ

詳細情報

• CRID: 1390001205338500864
• NII論文ID: 130006259082
• NII書誌ID: AA12452694
• DOI: 10.18939/jsdmd.36.6_453
• ISSN: 2188417X
• ISSN: 18844421
• NDL書誌ID: 028745713
• Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/028745713
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I028745713
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2018106812
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可