リスクコミュニケーションを通じた実践的水害避難訓練に基づく避難行動シミュレータの構築

書誌事項

タイトル別名
  • An Evacuation Simulator based on a Practical Evacuation Drill through Risk Communication

抄録

地域防災力向上の取り組として熊本市壺川校区を対象に水害リスクコミュニケーションのためのワークショップを継続的に行ってきた.そして,そのワークショップを通じて内水・洪水氾濫シナリオを用いた避難訓練計画の策定を行い,時間的な氾濫水の広がりによる通路遮断を考慮した実践的な水害避難訓練を実施した.その結果,参加86名が連絡を受けて全員が自宅を出るまでには最大30分程度を要したこと,避難速度の最小値は46m/分であったこと,避難に要した最大時間は38分であったことなどが明らかになった.また,これらは,データに基づいた避難行動シミュレータの精度検証の方法の提案と避難行動シミュレータの構築を行った.

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