海上津波避難マップ作成を通じた漁船の避難方法に関する実践研究～三重県南伊勢町を事例として～

• 小池 則満

  愛知工業大学　工学部　土木工学科

• 森田 匡俊

  岐阜聖徳学園大学　教育学部

• 服部 亜由未

  愛知県立大学　日本文化学部　歴史文化学科

• 岩見 麻子

  法政大学　地域研究センター

• 倉橋 奨

  愛知工業大学　工学部　土木工学科

書誌事項

タイトル別名

• PRACTICAL STUDY ABOUT TSUNAMI EVACUATION FROM PREPARING A TSUNAMI EVACUATION MAP AT SEA FOR FISHERMEN—CASE AT MINAMIISE TOWN, MIE, JAPAN—

抄録

海上における津波避難方法の一つに沖出し避難といわれるものがある．しかし，沖出し避難は十分な水深を得られない場所で津波が来襲すると大変危険な状況となる．一方で，港に戻る場合でも着岸場所や上陸後の避難場所を考えなくては間に合わない恐れがある．<br>本研究では，船舶津波避難訓練によって避難時間や各情報伝達手段の現状について把握するとともに，ワークショップとアンケート調査を繰り返し実施して，避難方法についての課題と方向性を検討した．その結果を海上津波避難マップとしてとりまとめることができた．

収録刊行物

• 土木学会論文集D3（土木計画学）

  土木学会論文集D3（土木計画学） 73 (5), I_45-I_55, 2017

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• evacuation drill
• fishers
• tsunami evacuation
• evacuation map

詳細情報

• CRID: 1390282680332262528
• NII論文ID: 130006286588
• DOI: 10.2208/jscejipm.73.i_45
• ISSN: 21856540
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejipm/73/5/73_I_45/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可