第三者言語接触場面におけるスピーチレベルシフトの機能:―日本語学習者同士の自然談話の分析から―  [in Japanese]

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Abstract

<p>母語話者と非母語話者によるインターアクション場面である接触場面の研究は、非母語話者の言語使用実態の把握に有効であると言われている。しかし、非母語話者同士の「第三者言語接触場面」において学習者がどのような言語行動を獲得するのかという観点からの実証的な研究は十分とは言えない。特に、コミュニケーションを円滑にするための多様なストラテジーとして機能しているスピーチレベルシフトは、日本語学習者には習得が困難だと言われている。そこで、本稿では、学部レベルの国費留学生16名の日本語母語話者との会話および非母語話者との会話の2場面における自然談話データを用いて、第三者言語接触場面にみられるスピーチレベルシフトの機能のバリエーションを明らかにした。さらに、非母語話者であっても、相手との言語能力の差や親疎関係の差により、相手言語接触場面と第三者言語接触場面とでは出現するスピーチレベルシフトの機能が異なる可能性も明らかになった。本稿では、日本語学習において第三者言語接触場面を活用する意義を指摘し、多様な日本語使用者による日本語談話の価値の問いなおしを試みた。</p>

Journal

  • Kotoba

    Kotoba 38(0), 46-62, 2017

    Japanese Language Research Group

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130006308272
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00398469
  • Text Lang
    JPN
  • ISSN
    0389-4878
  • NDL Article ID
    028757435
  • NDL Call No.
    Z13-2215
  • Data Source
    NDL  J-STAGE 
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