製パン品質における<i>Glu-B1</i>,<i>Glu-B3</i>および<i>Wx-B1</i>遺伝子の効果
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of <i>Glu-B1</i>, <i>Glu-B3</i> and <i>Wx-B1</i> Alleles on the Bread-making Quality Examined by Using Near Isogenic Lines
- 製パン品質におけるGlu-B1,Glu-B3およびWx-B1遺伝子の効果
- セイパン ヒンシツ ニ オケル Glu-B1,Glu-B3 オヨビ Wx-B1 イデンシ ノ コウカ
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抄録
<p>Glu-B1 (b, i) とGlu-B3 (i, g) およびWx-B1 (a, b) の8タイプの準同質遺伝子系統を用いて,製パン性に及ぼす遺伝子型の効果を検討した.Glu-B1iおよびGlu-B3gを同時に保持した系統は,SDS沈降量が多く,ミキシング時間が長く,パン比容積が大きかった.また,Glu-B3g型の系統は,Glu-B3i型の系統よりもパンクラムの弾力が大きかった.Wx-B1b型の系統はパンのクラムが柔らかく,焼成後の老化程度も小さい傾向があったが,弾力性が少ない傾向であった.また,Wx-B1b型の系統は,Glu-B1bを同時に保持した場合,パン比容積が小さかった.以上から,パンのクラムを柔らかくして老化を遅延させるにはWx-B1b,パンクラムに弾力性を付加する場合にはWx-B1aおよびGlu-B3gの導入が有効と考えられた.また,生地物性が弱い系統の改良においては,パン比容積の向上のためにGlu-B1iおよびGlu-B3gの同時導入が有効と考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本作物学会紀事
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日本作物学会紀事 87 (1), 53-60, 2018
日本作物学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679262953728
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- NII論文ID
- 130006315728
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- NII書誌ID
- AN00189888
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- ISSN
- 13490990
- 00111848
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- NDL書誌ID
- 029116265
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可