横断プロファイルの3次元点群データ化による路面の変状評価に関する基礎的研究

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タイトル別名
  • A BASIC STUDY ON EVALUATION OF SPOTTED SURFACE DEFECTS BY A 3-DIMENSION FORMULATING SYSTEM USING TRANSVERSE PROFILE DATA
  • オウダン プロファイル ノ 3ジゲンテングン データカ ニ ヨル ロメン ノ ヘンジョウ ヒョウカ ニ カンスル キソテキ ケンキュウ

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抄録

舗装の維持管理を適正に実施するためには, 定期的な路面性状測定が重要である.現在,路面性状測定として, わだち掘れ,ひび割れ.平坦性の測定を実施しているが,これらの指標ではポーラスアスファルトに発生する局部な変状形態を捉えることができない. そのため,新たな評価手法として,わだち掘れ測定時に取得する横断プロファイルに対し回帰式を用いて縦横断勾配の影響を除去することにより,仮想の3次元点群データを作成するともに,標準偏差を用いて3次元点群データ上に発生する局部的な変状を検出する方法を提案した.また,ポンピング発生区間の検証では,約90%の検知が可能であり,ポンピング発生前の段階でも変状を検出できることが明確になった.

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