タイヤ/路面騒音を活用した路面の局在損傷の評価方法に関する研究

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タイトル別名
  • A STUDY ON EVALUATION METHOD OF ROAD SURFACE DAMAGE BY USE OF TIRE/ROAD NOISE
  • タイヤ/ロメン ソウオン オ カツヨウ シタ ロメン ノ キョクザイソンショウ ノ ヒョウカ ホウホウ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

筆者らはタイヤ/路面騒音の周波数特性により,路面損傷の状態が把握できうる可能性がわかったが,路面損傷である,ひび割れや段差等の局所的損傷との関連性は明確にできていない.そこで,タイヤ/路面騒音に及ぼす外気温および走行速度の影響要因を取り除くため,舗装路面騒音研究施設の基準路面を使用し,タイヤ/路面騒音の周波数特性の補正方法を確立した.次に,局在する路面損傷の判定を可能にするため,代表的な横ジョイント部でタイヤ/路面騒音の解析方法を検討し検出可能な処理方法を定めた.これらの方法に基づき,構内道路にてタイヤ/路面騒音および路面性状を計測し,タイヤ/路面騒音と局在損傷である凹凸等,ひび割れ形態との関連性を検討したところ,局在損傷を定量的に推定できうる可能性を明らかにした.

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