京町家居住者にたいする居住支援に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Active housing support for Machiya's residents
- 居住不安に関する研究
- studies on dwelling anxieties
抄録
京都の都心部には,平成12年の調査で3万戸の伝統町家があることが分かっていた。その後年々数は減少しているといわれる。町家では日々の生活が営まれ,その上で都市的・文化的価値の高さが語られる。(財)京都市景観・まちづくりセンターは,京町家居住者からの様々な相談に応じる町家相談会「京町家なんでも相談」を平成13年度に立ち上げた。本稿は,この相談会に寄せられた町家居住者からの相談内容をヒアリング形式で間接的に学習し,それを参考資料とした。資料から居住にかかわる不満・不安を抽出・分析し,問題点の把握と理解をした上で,今後居住不安解消の具体案を策定し,居住者への居住支援方策を提示したいと考える。このことから京町家の保全・継承の環境づくりに寄与したいと考えるものである。
収録刊行物
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- 住宅総合研究財団研究論文集
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住宅総合研究財団研究論文集 34 (0), 433-443, 2008
一般財団法人 住総研
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680274633216
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- NII論文ID
- 130006329819
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- ISSN
- 24239887
- 18802702
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可