超弾性体の大変形問題に対する圧力安定化四面体1次要素

書誌事項

タイトル別名
  • PRESSURE STABILIZED LINEAR TETRAHEDRAL ELEMENT FOR LARGE DEFORMATION PROBLEMS OF HYPERELASTICITY

抄録

ゴムや高分子材料の問題に対応する超弾性体の大変形有限要素解析では,非圧縮性あるいは微圧縮性で現れる体積ロッキング現象を回避した手法が求められる.筆者等は,大変形時における局所的な要素のゆがみに対してロバストな低次要素として,変位と圧力を独立変数とする2変数場混合法に基づく圧力安定化四面体1次要素を提案してきた.本研究では,筆者等が提案する超弾性体の大変形問題に対する創成解の方法を用いて,この要素の収束特性と圧力安定化項に含まれる人工的な安定化パラメータの合理的な選択について検討を行う.さらに,従来の2変数場混合法では考慮することが困難であった非線形の体積変形と圧力の関係を取り扱うことのできる定式化と計算手法を提案する.

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