ETC2.0 データを用いた生活道路における事故リスク算定手法

• 尾高 慎二

  株式会社オリエンタルコンサルタンツ

• 吉井 稔雄

  愛媛大学大学院理工学研究科

• 神戸 信人

  株式会社オリエンタルコンサルタンツ

書誌事項

タイトル別名

• An estimation method of traffic accident risk on residential road using the ETC2.0 probe

抄録

<tt>道路ネットワークにおける事故の起こりやすさ（以下，”事故リスク”）を把握し，空間的・時間的に事故リスクの高い経路から低い経路への交通シフトを促す交通事故リスクマネジメントを実施することで事故件数の削減が可能であると考えられる．しかしながら，感知器等による交通流データ取得の問題から，高速道路や幹線道路における事故リスクは算定可能であるものの特定の生活道路における事故リスク算定は困難であった．本研究では，近年普及しつつある </tt>ETC2.0 <tt>データを拡大し，生活道路の車両走行台キロを推定する手法を考案する．さらに，松山都市圏の実道路ネットワークを対象に，同手法により推定された車両走行台キロに基づき生活道路の事故リスクを分析する．その結果，道路幅員の狭い道路に於いて事故リスクが高くなるとの結果が得られた．</tt>

収録刊行物

• 交通工学論文集

  交通工学論文集 4 (1), A_246-A_251, 2018

  一般社団法人 交通工学研究会

キーワード

• 交通事故リスク
• 生活道路
• ETC2.0 データ

詳細情報

• CRID: 1390001205760095744
• NII論文ID: 130006330001
• DOI: 10.14954/jste.4.1_a_246
• ISSN: 21872929
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
  • KAKEN
  • Crossref
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可