交差点規模が安全性に及ぼす効果の巨視的・微視的分析

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タイトル別名
  • Macroscopic and Microscopic Analysis of Effects of Scales of At-Grade Intersections on Road Traffic Safety

抄録

<p><tt>広島県福山市の国道 </tt>2 <tt>号上の隣接する </tt>17 <tt>信号交差点を対象として、類型別事故リスクと交差点の幾何構造との関係をロバスト回帰した。交通島を配して小規模に設計された交差点において、外れ値となるほど追突事故率が顕著に低いことが分かった。この交差点と、小規模化が計画されている交差点とを対象として、複数のビデオカメラによる観測データから通過車両の走行軌跡を </tt>1/30 <tt>秒間隔で推定し、走行挙動の相違と事故リスクとの関係を比較分析した。その結果、小規模化された交差点においては、進入速度が相対的に高くとも、停止線直前における安全指標値が安定していた。また、左折車が流出側横断歩道を通過する際に、最低速度を維持していることなどが明らかとなった。</tt></p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 4 (1), A_265-A_273, 2018

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205760097920
  • NII論文ID
    130006330005
  • DOI
    10.14954/jste.4.1_a_265
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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