03心−09−ポ−23(45) 集団スポーツにおける集団効力感とチームメイトに対する心理的ストレスの関係

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抄録

<p> 集団スポーツにおいて、人間関係に関するストレスは、集団への適応やチームパフォーマンスに悪影響を及ぼすことが指摘されている。そこで、本研究は、競技レベルの異なる15歳から18歳までの高校生サッカー選手772名を対象に、質問紙を用いて、集団効力感(CE)とチームメイトとの人間関係に関する心理的ストレス過程(認知的評価やストレス反応)について検討することを目的とした。結果では、競技レベル高群は低群と比較して、CEが有意に高いことを示した。チームメイトとの人間関係に関するストレスレベルに有意差は認められなかったが、心理的ストレスに対する認知的評価やストレス反応には、群間に違いが示された。競技レベル高群は、人間関係の問題に対してポジティブに捉え、建設的に行動する傾向にあることが示された一方で、競技レベル低群は、ネガティブに捉え、破壊的に行動する傾向が示された。これらのことから、選手全員がチームメイトを肯定的に捉えられるようにすることが重要であるが、競技レベルによって、人間関係の問題に対する捉え方や行動が異なるため、指導者は、指導対象者のレベルに応じた指導アプローチをする必要があると示唆された。</p>

収録刊行物

  • 日本体育学会大会予稿集

    日本体育学会大会予稿集 68(0), 101_3-101_3, 2017

    一般社団法人 日本体育学会

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