09方−09−ポ−08(38) 親子体操教室における指導者の相互主体的な葛藤場面に関する一考察  [in Japanese]

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Abstract

<p> 運動を媒介とした子育て支援活動において、指導者はいかにあるべきか。本研究は、実際の指導実践の中から湧き出た、発表者自身の問いに端を発する。運動を「指導する」と捉えた場合、指導者の主導的な働きかけの内容と、子どもの能力発達や親子関係の変化が、因果関係として前面に現れる。しかしながら、一人の主体の発達は、身近にいる他者の主体との関係性の中に存在するという関係発達論的視点(鯨岡、1999)から捉えた場合、指導者と親子は、それぞれに意思や欲求を抱えた相互主体的関係であるため、指導内容と親子の活動内容も、相互関係にあると言える。そしてそのような関係性において、指導者は、指導者自身の意思(=経験させたい活動内容)と、親子が実際に活動する姿との間で葛藤を感じつつ、相互主体的に指導を実践していると考える。本研究では、3歳児とその母親を対象とした親子体操教室の指導実践における、指導者である発表者自身の相互主体的な葛藤場面について、指導記録の中から抽出し、脱自的な考察を試みる。このことにより、運動を媒介とした子育て支援活動における指導者のあり方に関して、実践的知見を提示する。</p>

Journal

  • Japan Society of Physical Education, Health and Sport Sciences Conference Proceedings

    Japan Society of Physical Education, Health and Sport Sciences Conference Proceedings 68(0), 223_2-223_2, 2017

    Japan Society of Physical Education, Health and Sport Sciences

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