11教−09−口−32 保健体育科における素材としてのヒップホップダンスに関する一考察

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タイトル別名
  • 高校生ダンサーを対象とした意識調査

抄録

<p> 本研究では、ヒップホップダンスをリズム系ダンスの素材として捉えその特徴を明らかにすることで、この領域の指導方法に関する基礎資料を得ることを目的とする。中村(2016)は、創作ダンスを「モダンダンスを元に考案された教育教材」、現代的なリズムのダンスを「ヒップホップなどを元に考案された教育教材」、細川(2014)は「指導法を検討するにあたっては、やはりヒップホップダンス等リズム系のダンスについてその歴史や文化、踊りの意味を我々はもっと学んでいかなければならない」と述べ、素材としてのヒップホップダンスを再考することが必要視されている。</p><p> そこで、本研究では仮説的に、ヒップホップダンスで行われている活動について、「観客」「踊り手」の様相から「振付型(踊り手-観客分離型)」「ダンスバトル・サイファー型(踊り手-観客交代型)」「DJ TIME型(総踊り型)」の3つに分類し、それぞれの活動の特徴を明らかにした。本研究では、対象を高校生ダンサーとした質問紙調査法により、その「楽しさ・特性」や「難しさ・困りごと」を検討している。詳しい結果及び考察は当日発表する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680789286656
  • NII論文ID
    130006352168
  • DOI
    10.20693/jspehss.68.264_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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