強電界パルスを印加した動物細胞内のCaイオンの挙動とその制御

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タイトル別名
  • Ca ion mobilization in mammalian cells exposed to an intense electrical pulse and the control

抄録

本研究では、ヒト子宮頸がん細胞Helaに対して強電界パルスを印加し、瞬間的なCa2+挙動を観察した。パルス幅10 usと20 nsの強電界パルスを用い、それぞれのCa2+挙動を比較した。その結果、10 usの場合、印加直後、陰極側の細胞膜近傍にCa2+が分布し、その後全体へ拡散した。一方で20 nsの場合は、印加直後、細胞核周辺に分布し、10 us同様に拡散した。次にCa2+の供給源の検討を行った結果、Ca2+挙動は細胞外のCa2+に強く依存することが判明した。また、小胞体からのCa2+放出を検討した結果、20 nsが小胞体からのCa2+放出を優位に引き起こすことが示唆された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205664249600
  • NII論文ID
    130006356648
  • DOI
    10.11527/jceeek.2016.0_147
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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