聴覚障害者である生徒を対象とした「3種の知識」による情報モラル教育の実践と評価
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- 内野 智仁
- 筑波大学附属聴覚特別支援学校
書誌事項
- タイトル別名
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- Practice and Evaluation of the Information Morals Education by "the Combination of Three Types of Knowledge" for the Students with Deaf or Hard of Hearing
抄録
<p>本研究では,聴覚障害者である生徒用に作成したスライド教材を使用した情報モラル教育を行った.教材は,限られた指導時間内で判断力を高めることを目的に開発された「3種の知識」による情報モラル指導法や聴覚障害の特性を踏まえて,一斉指導用に作成した.教育実践の結果,インターネット上の危険・脅威に対応するための能力であるILAS の得点が,各グループで有意に向上したこと,また1つのグループを対象に実施した約8ヶ月後の追跡調査でILAS の得点に変化が生じなかったこと,SNS の利用や情報技術の知識に関する理解の促進に焦点を当てた追加の教育実践で更にILAS の得点が有意に向上したこと等が明らかになった.</p>
収録刊行物
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- 日本教育工学会論文誌
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日本教育工学会論文誌 41 (Suppl.), 101-104, 2018
日本教育工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205228622208
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- NII論文ID
- 130006407750
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- ISSN
- 21896453
- 13498290
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可