第4回 先端研究の黎明期はオープン・イノベーションからはじまった
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- 髙橋 義仁
- 専修大学商学部
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抄録
企業内基礎研究の内製化により,「自前の研究開発が唯一優れる」という企業文化が生じれば,企業の成長性は阻害されるであろう.そのためオープン・イノベーションが注目されている.先端研究の黎明期にはオープン・イノベーションは普通の研究スタイルであったが,「高い取引コスト」という本質的欠陥により,基礎研究の内製化が進んだ歴史がある.オープン・イノベーションは万能の解決策ではなく,その利点・欠点を十分に考慮して運用すべきものである.
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 54 (4), 348-350, 2018
公益社団法人 日本薬学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679478714112
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- NII論文ID
- 130006602413
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可