センサスデータからみたオーストラリアにおける多文化社会の形成  [in Japanese] Formation of Multicultural Societies in Australia in view of Census Customised Data  [in Japanese]

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Abstract

本稿は,多文化社会の特徴をもつオーストラリアを対象に,移民の増加プロセスおよび社会経済的な特徴を把握することを試みたものである。1970年代に白豪主義が撤廃されたことは,オーストラリアが多文化社会へと舵を切る大きな契機となった。シドニーを対象に移民の増加をみると,仕事では英語を使うものの,家庭では英語以外の言語を使う人口の増加が著しい。シドニー大都市圏では,増加の著しいアラビア語人口やヴェトナム語人口などは,ポートジャクソン湾の南側の低所得者の多い地域に集中する傾向にある。一方,標準中国語や広東語を話す人口は,大多数は低所得者の多い地域に集中するものの,同湾の北側に位置する高所得者の多い地区にも相当数が進出していることがわかる。国勢調査のカスタマイズデータを分析した結果,中国系やインド系の移民は,シドニーに多く住む他のエスニックグループに比べて,学歴や所得の面で高い傾向が確認できた。

Journal

  • Geospace space

    Geospace space 8(1), 81-89, 2015

    Japan Association on Geographical Space

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130006627600
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA12471203
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • ISSN
    1882-9872
  • NDL Article ID
    026569377
  • NDL Call No.
    Z71-Y351
  • Data Source
    NDL  IR  J-STAGE 
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