シドニー・ライカートにおけるイタリア系コミュニティの拠点再構築の試み  [in Japanese] Re-creation of the "Italian Hub" in Leichhardt, Sydney  [in Japanese]

Access this Article

Search this Article

Author(s)

Abstract

本稿では,人口規模が縮小し,居住地が分散しつつあるシドニーのイタリア系コミュニティが,移民集団としての民族文化を表象する場所を1世の集住地ライカートに求め,コミュニティの拠点を再構築しようとする試みに注目した。ライカートは,1950年代にイタリア系移民1世の居住・商業活動の中心であったが,1970年代以降イタリア系住民の数が減少し,そのビジネスも縮小していった。この状況下で,1999年に同地区にイタリアの景観・文化をイメージした商業・居住・文化活動の複合施設,イタリアン・フォーラムが建設された。しかしこの施設は2000年代末には商業的に行き詰まり,イタリア系コミュニティの歴史や民族文化を表象するアイデンティティの場所としても機能しなかった。それでも現在,イタリア系住民の互助組織がこの施設内のイタリアン・フォーラム文化センターを利用し,イタリア系コミュニティの拠り所となる場所づくりをめざしていることが明らかとなった。

Journal

  • Geospace space

    Geospace space 8(1), 91-102, 2015

    Japan Association on Geographical Space

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130006627603
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA12471203
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • ISSN
    1882-9872
  • NDL Article ID
    026569413
  • NDL Call No.
    Z71-Y351
  • Data Source
    NDL  IR  J-STAGE 
Page Top