『ミウラ折り』授業への道のり

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • A Road to Miura-ori Lesson

抄録

「ミウラ折り」について算数科おける教材としての有用性を明らかにするために,模擬授業(1時間,対象:山形大学大学院生 9 名)及び実験授業(1 時間,対象:山形大学附属小学校 6 年生17 名)を実施した.実施した模擬授業及び実験授業の分析・検証を通して,次の(1)~(3)が分かった.(1)ミウラ折りは小学生にとって興味を引く教材になりうること.(2)丁寧な観察から図形の見方や感覚を養うことができること.(3)平行四辺形の具体物として扱うことができ,実感的な理解を深められること.研究全体としても PDCA サイクルを意識した授業開発により学習における教材活用の有効性を高めることができることがわかった.  また,課題も明らかになった.教材に対する児童の知識を高めるためには,授業での生徒の意見の価値づけが不可欠であり,今後検討していきたい.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681085024000
  • NII論文ID
    130006655389
  • DOI
    10.14935/jsser.25.1_49
  • ISSN
    18824684
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ