岡山大学の海洋教育普及への取り組み
書誌事項
- タイトル別名
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- Okayama University’s Approach in Spreading Marine Education
- -地域連携による「うなぎ探検隊」の文理横断学習を中心として-
- A Focus on Cross-Learning in Science and Literature based on a Local Community Linkage featuring “The Expedition of Japanese Eel”
抄録
我々は岡山県において初等・中等教育課程への海洋教育の普及活動を行っている。このような取り組みを行う際に,児童・生徒の海洋に対する関心の実態を把握することは重要となる。そこで今回は,海洋教育の一環として岡山県内外の様々な組織と協力して地域連携による文理横断学習「うなぎ探検隊」を開催し,参加した児童ならびに保護者を対象とした質問紙調査によって海洋に対する関心の実態把握を試みた。調査の結果,学習に対する肯定的意見は多く,海を含めた水辺の環境を保全することの重要性を伝えるという学習の目的は達成された。そして,海洋に対する意識や関心は児童,保護者ともに高いことが明らかになった。一方,参加者の半数が身近な海や川に接する機会がないことも明らかとなった。
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 29 (3), 79-82, 2014
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206110517632
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- NII論文ID
- 130006655730
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可