小学生における生態系の理解に関するラーニング・プログレッション
書誌事項
- タイトル別名
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- Learning Progression for Elementary Students’ Reasoning About Ecosystems
- 学校の成績と理解の関係性に着目して
- Focusing on the Relation Between School Abilities and Understandings
抄録
ラーニング・プログレッションズを鍵概念とする研究は、学習者の素朴な概念・思考が科学的な概念・思考へと発達する比較的長期にわたるプロセスを解明しようと試みている。筆者らは、このラーニング・プログレッションズ研究の立場から、小学生における生態系システムの理解の発達について、日本とアメリカの国際比較を行ってきている。本研究の目的は、日本の小学生の調査結果を中心として、生態系システムの理解の発達と小学校における理科および生活科の成績との関係性、生態系システムの理解の発達と学年進行との関係性を検討することであった。小学校第 1 学年から第 6 学年の合計 54 人を対象とした面接調査の結果、日本の小学生における生態系システムの理解の発達は、学校の成績との間には有意に関係しないが、学年進行との間には有意に関係することが示唆された。これらの結果は、アメリカの調査結果と同様の傾向であった。
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 29 (3), 1-4, 2014
一般社団法人 日本科学教育学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206110541312
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- NII論文ID
- 130006655768
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可