「21 世紀型探究・発見学習」による理科授業の開発（Ⅰ）

• 隅田 学

  愛媛大学教育学部

• 和田 敬行

  愛媛大学大学院

• 坂本 定生

  愛媛大学附属小学校

• 今林 義勝

  福岡市立青葉中学校

• 石田 靖弘

  中村学園大学

• 大橋 淳史

  愛媛大学教育学部

書誌事項

タイトル別名

• Development of Science Lessons for 21st Century Inquiry Learning ( I )
• －小学５年「ものの溶け方」での試行－
• - A Pilot Study on the Unit of “Dissolving” at Grade 5 -

抄録

本研究は，20 世紀中頃から世界的に大きな影響を与えてきた探究・発見学習について，その特徴と問題点を整理しながら，21 世紀型の探究・発見学習の在り方を，授業論から,探っていくことを目的とする。まずその一環として，小学 5 年「ものの溶け方」単元について，特に探究に関わる知識・技能の共有，探究の個性化に工夫をした授業構成を考え，試行的に実践を行った。その結果，子どもたちは「科学の決まり（科学のコトバ・法則）」や「科学のたとえ（モデル・メタファー）」を一貫して意図的に操作できるようになり，難しい課題に個性豊かにチャレンジしながら自信を深め，もっと調べてみたいと回答した。

収録刊行物

• 日本科学教育学会研究会研究報告

  日本科学教育学会研究会研究報告 29 (6), 19-22, 2014

  一般社団法人 日本科学教育学会

キーワード

• 21 世紀型探究・発見学習
• 授業論
• 知識・技能の共有
• 探究の個性化

詳細情報

• CRID: 1390282681087304448
• NII論文ID: 130006655798
• DOI: 10.14935/jsser.29.6_19
• ISSN: 18824684
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可