科学博物館における聴覚障害者のためのデジタルコンテンツデザインと実践

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タイトル別名
  • Practice and Design of the Digital Contents for Supporting Hearing-impaired People in Science Museum

抄録

本研究では,2015 年 10 月〜 2016 年 1 月にかけて,デジタルデバイスを用いた聴覚障害者のための科学博物館鑑賞支援コンテンツデザインワークショップを実施した。デザインワークショップは,国立科学博物館・多摩美術大学・都立 K ろう学校中学部が連携し,実践に取り組んだ。多摩美術大学 3 年生 19 名が,国立科学博物館保有の資料に関連する計 8 つのテーマについて,聴覚障害者に対応した解説コンテンツを開発した。その後,開発したコンテンツについて,都立 K ろう学校中学部生徒 11 名による評価を受けた。その結果,デジタルデバイスを用いたコンテンツは概ね肯定的な評価を得た。また,事後調査を行い,ワークショップに関わった博物館スタッフ,大学生から,聴覚障害者対応コンテンツデザインに関する貴重な意見を得た。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206108865536
  • NII論文ID
    130006655896
  • DOI
    10.14935/jsser.30.7_55
  • ISSN
    18824684
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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