異方的三角格子をもつ5d量子磁性体Ca₃ReO₅Cl₂

• 平井 大悟郎

  東大物性研

• 広井 善二

  東大物性研

書誌事項

タイトル別名

• Magnetism of 5d anisotoropic triangular-lattice antiferromagnet Ca₃ReO₅Cl₂

抄録

最近われわれのグループが発見した新物質Ca3ReO5Cl2は5d電子を1つ持つ磁性体である。dxy軌道を電子が占有するため、2次元的な磁性体とみなせ、Reは1次元方向に強い相互作用を持つ三角格子磁性体となる。発表では、測定された1次元的な磁性を異方的三角格子モデルと比較し議論する。

収録刊行物

• 日本物理学会講演概要集

  日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2328-2328, 2017

  一般社団法人 日本物理学会

キーワード

• ｄ電子系
• その他の遷移金属化合物
• 伝導，磁化，及び熱測定
• 幾何学的フラストレーション効果
• 新物質探索

詳細情報

• CRID: 1390001206047723392
• NII論文ID: 130006710155
• DOI: 10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_2328
• ISSN: 21890803
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可