ガラス動力学におけるゆらぎの次元依存性の解明：2次元系における無限Mermin-Wagnerゆらぎと固有緩和の分離

• 芝 隼人

  東北大金研

• 山田 泰徳

  東北大金研

• 川崎 猛史

  名大理

• 金 鋼

  阪大基礎工

書誌事項

タイトル別名

• Unveiling Dimensionality Dependence of Glassy Dynamics: 2D Infinite Fluctuation Eclipses Inherent Structural Relaxation

抄録

２次元アモルファス固体のように秩序変数を伴わない系においてもMermin-Wagner の定理に類似したゆらぎが現れる。このゆらぎの長波長成分を足し合わせてゆくと熱振動振幅が対数的に発散するが、このゆらぎはガラス本来の固有緩和とは分離可能である。

収録刊行物

• 日本物理学会講演概要集

  日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 3025-3025, 2017

  一般社団法人 日本物理学会

キーワード

• 過冷却液体・ガラス
• シミュレーション
• 相転移
• ガラス転移
• 動的不均一性

詳細情報

• CRID: 1390001206048386304
• NII論文ID: 130006710842
• DOI: 10.11316/jpsgaiyo.72.1.0_3025
• ISSN: 21890803
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可