書誌事項
- タイトル別名
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- Patient's Process of Displaying Independence during the Postoperative Acute Phase of Esophageal Cancer Surgery
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抄録
本研究の目的は,食道切除再建術後の急性期にある食道がん患者が主体性を発揮していく過程を術前からの先行要因を含めて明らかにし,その主体性発揮を支える看護実践への示唆を得ることである.研究参加者15名を対象とし,参加観察および半構造化面接にてデータ収集し,Modified Grounded Theory Approach の手法を用いて分析した.<br> 結果,術後急性期の主体性発揮は,『"生"の取り戻しのために自分を前に進める』過程であり,術前から始まる『自分の足場をつくる』ことによって支えられていた.先行要因は,術前より【手術後を見据えて助走を始める】,または〔手術を決めた時から最高級客船に乗り込み医療者の舵取りに任せきる〕という2通りの過程であった.参加者は,術後急性期に【軸足をお任せから自分に移し息をするしかない・動くしかない】,【体の持ち主ならではの感覚を使いこなして息をしていく・動いていく】という姿で自分を前に進めていた.<br> 看護師は,過大侵襲手術後の過酷な状況でも患者が動作主は自分しかいないと覚悟し行動できるように,術前から準備を始める必要があると示唆された.
収録刊行物
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- Journal of Japan Academy of Critical Care Nursing
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Journal of Japan Academy of Critical Care Nursing 14 (0), 23-32, 2018-03-01
日本クリティカルケア看護学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205281026816
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- NII論文ID
- 130006730928
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- ISSN
- 2187400X
- 18808913
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可