非鳥類型恐竜類から鳥類へ,営巣方法と営巣行動の変遷

書誌事項

タイトル別名
  • Transition in Nesting Methods and Behaviors from Non-Avian Dinosaurs to Birds
  • ヒチョウルイガタ キョウリュウルイ カラ チョウルイ エ 、 エイソウ ホウホウ ト エイソウ コウドウ ノ ヘンセン

この論文をさがす

抄録

主竜類(ワニ類,翼竜類,そして鳥類を含む恐竜類など)は,非常に多様で成功した陸上脊椎動物である.絶滅種(例,非鳥類型恐竜類)及び現生種(ワニ類及び鳥類)の営巣方法や営巣行動を理解することは,主竜類の進化や多様性を検討する上で重要である.しかしながら,恐竜類の営巣方法や営巣行動は,多くの場合,化石記録から直接観察できないため,かれらの営巣様式(巣の構造,抱卵行動,孵化日数など)は,卵・巣・胚化石から得られる特徴(クラッチサイズ,卵重,卵殻間隙率,胚の形態的特徴など)を用いて推定・復元される.非鳥類型恐竜類の巣や営巣行動は多様だったと考えられ,恐竜類を含め主竜類におけるこれらの形質の進化が議論できる.

収録刊行物

参考文献 (117)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ