Upside down stomachに過形成性ポリープから発生した胃癌を合併した1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF EARLY GASTRIC CANCER ARISING FROM A HYPERPLASTIC POLYP WITHIN AN UPSIDE-DOWN STOMACH
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抄録
<p>症例は81歳女性.数カ月前から持続する前胸部痛にて受診した.3年前より胃の2カ所に10mm大の過形成性ポリープを認めていたが,増大傾向を認めなかった.今回の精査では同病変は30mm大に増大し生検ではadenocarcinomaと診断された.胸腹部CTでは全胃が縦隔内に逸脱したUpside down stomachの所見を認めた.Upside down stomachを伴った早期胃癌と診断し手術を行った.ヘルニア門は8cm大に開大,縦隔内に逸脱した全胃を引き出し,ヘルニア門を縫縮,幽門側胃部分切除(D1郭清)を行った.本例は,Upside down stomachという稀で特殊な胃の状態に加え,重ねて稀な胃過形成性ポリープの癌化が示唆された極めて稀有な症例であり,文献的考察を加えて報告した.</p>
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 59 (6), 1409-1415, 2017
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204221978368
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- NII論文ID
- 130006776415
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可