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- 高橋 公太
- 東京女子医科大学腎臓病総合医療センター外科泌尿器科
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書誌事項
- タイトル別名
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- EXPERIENCE OF KIDNEY TRANSPLANTATION IN 350 PATIENTS
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抄録
当センターでは, 1971年6月より1985年6月までに349例のレシピエントに353回の腎移植を施行した. 症例数は年々増加しており昨年は87例に達した. これらの症例のうち260例 (73%) が生体腎移植であり, 残りの93例 (27%) が死体腎移植であった.<br>今回は, これらの症例を ciclosporin 群 (193例) と azathioprine 群 (160例) にわけ, cumulative life table 法に基づいて, 腎移植の成績を求めた.<br>生体腎移植において, 2年生存率は ciclosporin 群で95%, azathioprine 群で94%であったが, 2年生着率は ciclosporin 群で92%, azathioprine 群で69%と, 前群が後群より危険率p<0.001の有意差で良好な成績を示した.<br>死体腎移植において, 2年生存率は ciclosporin 群で100%, azathioprine 群で82%と後群では低下した. さらに生着率においては, 前群が80%, 後群が31%で前群が危険率p<0.001の有意差で良好な成績を示した.<br>これらの成績より, ciclosporin は副作用に十分注意しながら使用すれば, 有効な免疫抑制剤である.
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Urology
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The Japanese Journal of Urology 77 (7), 1188-1199, 1986
社団法人 日本泌尿器科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680454893568
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- NII論文ID
- 130006934821
- 110003065910
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- NII書誌ID
- AN00196577
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- ISSN
- 18847110
- 00215287
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可