交通ペネトレーションによる都市郊外部住宅地区における経済的便益の定量的計測

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タイトル別名
  • Calculation of Benefits brought about by Transport Penetration in suburban residential area

抄録

近年、郊外住宅街に公共交通サービスを広げていく「ペネトレーション」の考え方が欧米で定着しつつあるが、これらの路線の多くが不採算路線なので、日本では定着していない。このため、郊外部では、高齢者・障害者等に十分な公共交通サービスが提供されていない。僅かに近年コミュニティバスが広がりを見せており、これらの一部には、これまでのバスサービス空白地域を埋める役割をするものもある。しかし、これらは必ずしも社会的な便益が計測されて実施されておらず、それらの施策を正確に評価する必要性がある。本研究では、ヘッドニック・アプローチを用い、交通ペネトレーションの役割を果たすコミュニティバス事業により発生した便益を地価上昇額として定量的計測を目的とする。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 40 (0), 58-58, 2005

    公益社団法人 日本都市計画学会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680499485184
  • NII論文ID
    130006947458
  • DOI
    10.11361/cpij1.40.0.58.0
  • ISSN
    1348284X
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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