ビデオカメラによるパソコン・ディスプレイ消費エネルギー削減技術

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タイトル別名
  • A video-camera based approach for reducing energy of computer display

抄録

本論文は、ディスプレイのエネルギー消費を低減させるための、新たな電力管理技術を提案することである。現在の電力管理技術と対照的に、新技術はビデオカメラによりユーザーの視線の監視によってディスプレイのエネルギー消費を管理する。提案する技術は、カメラによりパソコンのユーザーを「見る」ことができ、ユーザーの視線が画面上であるときはディスプレイを通常ON状態にし、明瞭な画面・優れた表示品質を提供する。もしユーザーが画面から視線をそらしたら、ディスプレイのコントローラはバックライト照度を落とすよう指示し、エネルギー消費量を低減させる。そして、ユーザーがしばらくの間、全く画面を見ていないとき、あるいはビデオカメラの範囲から外れてしまったときは、ディスプレイを電源OFFにする。実験結果、提案する電力管理技術により、ディスプレイの消費エネルギーを1/3ぐらいの値で削減することができる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680525814784
  • NII論文ID
    130006953637
  • DOI
    10.11515/ieijac.40.0.42.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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