色票の明るさに及ぼす照度レベルの影響  [in Japanese] The effect of various illuminance levels for equivalent lightness of colored charts  [in Japanese]

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<B>目的</B> 色の見え方が照度レベルによって変化するということは、今まで多くの先人によって研究されてきた。今回、照度レベルの変化に加え、サイズのちがいにより色の明るさの見え方に着目し、小さい柄やボタン、または遠くの衣服などの色の見えにこの特性を応用できるのではないかと考え本研究に到った。<BR><B>方法</B> 明るさを定量化するために、グレーの段階でスケールを作りカラーマッチングを行い、等価明度を計測した。照度レベルは1000、100、10、1、0.1、0.01lxの6段階。視野サイズは視角で4°、2°、1°、20′の4種類を使用した。刺激はマンセル表色系から赤、黄、緑、青の彩度、明度をそれぞれ変えた色票を選出し、被験者は学生5名、シニア5名の10名とした。<BR><B>結果</B> どの色票においても、照度レベルが低くなるとともに、等価明度の評価は小さくなった。薄明視以降、等価明度の評価は色相によって異なった。彩度のみを変化させた色票の等価明度はその変動が大きくみられ、赤では彩度の高いものでは、高い照度レベルで等価明度が高くなり、照度が暗くなるにつれ等価明度は低くなった。青では、照度が暗くなるにつれて一旦等価明度が下がるが、再びあがる。黄では等価明度の変動が小さい。明度のみを変化させた色票での等価明度の変動は、明度の差でほぼ並行的に移動し、動きは小さい。視野サイズの影響は、薄明視以降、それぞれの色相の視野サイズによる特徴が大きくみられた。赤では1lx以降20′の等価明度が他の視野サイズのものほど落ち込まない。青の20′では等価明度の上昇が照度10lxで起こり、他の視野サイズよりも早く、0.01lxで等価明度が大きくなる。黄と緑では、4°2°に比べ1°20′の等価明度の下降が小さい。

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  • Abstracts of Annual Congress of The Japan Society of Home Economics

    Abstracts of Annual Congress of The Japan Society of Home Economics 60(0), 202-202, 2008

    The Japan Society of Home Economics

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