これからの働き方を考える 第1報

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書誌事項

タイトル別名
  • Let's consider how to work in near future, First report.
  • ~関東支部若手の会活動報告(平成25, 26年度)~

抄録

目的 平成25年度から関東支部若手の会では、これからの若手研究者は研究テーマの設定の仕方や、大学院進学、アカデミックキャリアの選択などと同じく、結婚や出産、子育て中の悩み、仕事のモチベーションの上げ方など、生活と仕事をいかに調和させるかが大きな課題だと考えた。そこで、これからの働き方について、多くの人たちと話し、考え、交流することで、新しい展開を模索する活動を行った。<br> 方法 第1回:平成25年8月、若手研究者を中心に座談会を開き、これからの働き方を自由に議論、問題点を解決したり、知見を共有したりした。第2回:平成25年12月、「子の発達段階とキャリアデザイン」をテーマに講演会と座談会を実施した。第3回:平成26年度8月、「育児と介護 働きながらの向き合い方」をテーマに講演会と座談会を実施した。 <br> 結果 初回は、思い思いの状況を話しながらも、解決すべき問題点がはっきりと見えてきた。第2回目には、キャリアデザイン研究者であり、実際に子育て中でもある講師を迎え、一歩進んだ座談会ができた。さらに、女性若手研究者とは異なる立場の男性研究者や介護を終えた研究者を講師に迎えて第3回目を行った。父親や介護を終えた方の視点から考えるそれぞれのワークライフバランスを学べた。回を重ねるごとに、個人だけの問題ではなく、社会の一員としてワークライフバランスを考えていけるようになり、その輪が広がる結果となった。  

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680537318272
  • NII論文ID
    130006958410
  • DOI
    10.11428/kasei.69.0_249
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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