グラスアイオノマーセメントの物性に及ぼすクロルヘキシジン添加の影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of the addition of chlorhexidine on the physical properties of glass ionomer cement
抄録
ガリオロジーにおける研究成果から齲蝕は齲蝕原性菌による感染症であり, 主要菌とされるミュータンスレンサ球菌の除菌にはクロルヘキシジン(CHX)が有効であることが示唆されている. 欧米ではCHX配合薬剤が各種市販されているものの, 本邦においては洗口剤や歯磨剤などで応用されているのみである. 一方, 齲蝕予防にはフッ素徐放性材料の応用が効果的であるが, 除菌効果はあまり期待できない. そこで, フッ素のチャージアップ作用を有するグラスアイオノマーセメント(GIC)にCHXを添加した場合の除菌作用を検討する目的で本研究を企画した. 今回は, CHX添加がGICの硬化時間と間接引張強さ(DTS)に及ぼす影響について報告する. <BR> 図1に示すように, Type IIはCCよりも硬化時間とDTSが有意に大きかった. 一方, 図2のようにCHXの添加により硬化時間は有意に増加し, またDTSは有意に減少した.
収録刊行物
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- 日本歯科理工学会学術講演会要旨集
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日本歯科理工学会学術講演会要旨集 39 (0), 85-85, 2002
日本歯科理工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205594756480
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- NII論文ID
- 130006961852
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可