ゲルネットワークを利用した導電性アルミナの作製

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タイトル別名
  • Fabrication of Conductive Alumina by the use of Gel Network

抄録

一般的にセラミックスは絶縁体であるが、導電性を付加することで放電加工や電磁波シールドとしての応用が見込まれる。ところで、ゲルキャスティング法はポリマー重合反応を利用したニアネットシェイプを実現できる成形法である。そこで本研究では成形体を利用した導電性セラミックスの作製を試みた。アルミナスラリーをゲルキャスティング法により成形し、還元雰囲気で焼成を行うことで、ポリマーを炭素化し導電性アルミナを得た。モノマー添加量により焼成体中の炭素量を変化させ電気伝導率の制御を行った。また得られた焼成体の微構造、電気特性ついて検討した。結果、半導体程度の電気伝導率を持つアルミナが得られた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205611896064
  • NII論文ID
    130006967798
  • DOI
    10.14853/pcersj.2004s.0.151.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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