Langasite構造を有する酸窒化物の合成と光触媒特性評価

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タイトル別名
  • Synthesis and Photocatalytic Activity of Langasite Oxynitride

抄録

ランガサイト化合物は歪んだ結晶構造であり、ランガサイト化合物は圧電体などとして実用化されている。光触媒反応は、触媒により電荷分離された電子とホールによる酸化還元反応であるが、分離された電子とホールが再結合すると反応は起こらない。ランガサイトのような歪んだ結晶構造を持つ化合物には、電子とホールの分離を促進する効果があると報告されている。 そこで、ランガサイト化合物としてLa3Ga5.5Ta0.5O14を選択し水分解活性の評価を行った。La3Ga5.5Ta0.5O14の構成元素であるTaは高いポテンシャルの伝導帯をもち、水分解における水素生成に有効であることが報告されている。本研究では、太陽光の有効利用を目指し上記物質の窒化を行なった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205614541568
  • NII論文ID
    130006970784
  • DOI
    10.14853/pcersj.2007f.0.690.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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