アスベスト関連物質を原料とする蛍光体材料の合成
書誌事項
- タイトル別名
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- Synthesis of Phosphor materials using Asbestos as a Raw Material
抄録
優れた断熱材として広く利用されてきたアスベストの健康被害が近年、非常に大きな問題となっている。アスベストの危険性が明らかとなり、2004年から代替可能な一部の石綿製品(建材、研磨剤、接着剤など)の輸入、製造、使用が禁止された。今まで天井や壁などに使用されてきた吹き付けアスベストやアスベストボードの回収が進んでいるものの、現状では回収後のアスベストは熱処理による無害化の後、廃棄物として処理するのみである。これらの処理には多額の費用が必要となり今後、適切な処理と管理が問題として浮上してくるものと考えられる。そこで、本研究では廃棄吹き付けアスベストを用いて蛍光体を合成することにより無害化すると同時に、廃棄物ではなく高付加価値化することを目的とした。
収録刊行物
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- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
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日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2007S (0), 586-586, 2007
公益社団法人 日本セラミックス協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680592491904
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- NII論文ID
- 130006972801
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可