超音波パルスエコー法による等方性黒鉛の機械的損傷評価 Evaluation of mechanically induced damages of isotropic graphite by means of ultrasonic pulse echo method
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抄録
一軸圧縮応力を受ける等方性黒鉛(IG12)の損傷過程を超音波パルスエコー法により評価した。黒鉛材料はわずかではあるが、応力‐歪関係が非線型を示す。これは負荷応力の増大とともに、材料内部で損傷が進行していることを意味する。超音波パルスエコー法により、in‐situに損傷過程を評価することができる。具体的には、超音波パラメータである音速、ピーク強度、減衰率などを測定し、これらの変化とがよく対応すること、除荷過程においても損傷が進行することを見出した。
収録刊行物
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- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
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日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004S(0), 489-489, 2004
公益社団法人 日本セラミックス協会