根毛伸長時に見られるカルシウムオシレーション
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- 武田 直也
- 農業生物資源研究所
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- 林 誠
- 農業生物資源研究所
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- Parniske Martin
- ミュンヘン大
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- 今泉(安楽) 温子
- 農業生物資源研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Calcium oscillation in the growing root hair cell
抄録
カルシウムイオン(Ca2+)は通常、細胞質内で極低濃度に維持されているが、外部刺激などによる細胞外やカルシウム貯蔵オルガネラからのCa2+の流入により、急激なイオン濃度の上昇が引き起こされる。このようなCa2+濃度変化は、カルモジュリンやCDPKなどのカルシウムイオンセンサーとなるCa2+結合タンパク質によってシグナルとして受容・伝達され、多様な生理的作用を誘導していると考えられている。 <br> 我々は植物細胞内でのCa2+が担う機能に注目し、Live cellでのCa2+の動態を観測するため、マメ科植物ミヤコグサにおいてCaイメージング技術を確立した。マメ科植物は菌根菌・根粒菌との共生において周期的なカルシウムイオン濃度変化であるカルシウムスパイキング(Caスパイキング)を示すことが知られている。その特徴的なオシレーションの振幅や周波数は共生シグナル伝達経路において何らかのシグナルをコードしているのではないかと考えられている。このCaスパイキングが誘導される根毛細胞内で、我々は共生型とは異なるパターンを持つCa2+濃度の周期的な変化が、根毛の伸長時に観測されることを発見した。この非共生型Caオシレーションの根毛伸長との関連を解析するとともに、共生型Caスパイキングとの比較解析をおこなった。
収録刊行物
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- 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
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日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0690-0690, 2009
日本植物生理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205630454784
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- NII論文ID
- 130006991171
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可