ミロシナーゼTGG1とTGG2はABAおよびMeJAシグナルにおいて冗長的に機能している

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タイトル別名
  • Mirosinases, TGG1 and TGG2, redundantly function in ABA and MeJA signaling in Arabidopsis guard cells

抄録

ミロシナーゼはシロイヌナズナ単離孔辺細胞プロトプラストにおいて極めて大量に含まれるタンパク質である.ミロシナーゼの二重欠損株の気孔は,野生株とは対照的に,ABA・MeJA・H2O2によって閉口しなかった.一方,Ca2+誘導性気孔閉口とABA誘導性活性酸素種発生は正常であった.このことは二つのミロシナーゼ, TGG1とTGG2がABAおよびMeJA誘導性気孔閉口において,ROS発生の下流および細胞内Ca2+上昇の下流で,冗長的に機能している事を示唆している.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205631879936
  • NII論文ID
    130006993288
  • DOI
    10.14841/jspp.2010.0.0901.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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