ハイスループットBSEP(ABCB11)機能評価系を用いた新規蛍光ラベル化胆汁酸の動物種に対する基質特性  [in Japanese] Characteristics of novel fluorescence-labeled bail acid against BSEP (ABCB11) of some animal species by high through put assay  [in Japanese]

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Abstract

BSEP(bile salt export pump, ABCB11)は, 肝臓におけるタウロコール酸(T-CA)などの胆汁酸排泄を司る排泄型ABCTransporter であり,BSEPの遺伝的な機能欠損あるいは,薬物による胆汁酸排泄機能阻害が胆汁うっ滞などの肝疾患の一因となることが明らかとなっている。従って,医薬品開発における候補化合物の初期スクリーニング段階で,BSEPの機能あるいは,胆汁酸の排泄に与える影響を検討しておく必要がある。<BR> 直接的なBSEPの評価法として,BSEPを発現させた反転膜小胞を用いた薬物輸送試験法(ベシクル法)が開発されており,放射性同位元素(RI)標識及び,非標識胆汁酸を用いて広く阻害評価に利用されている。しかしながら,RI標識体は使用において様々な制約を受け,また,非標識体を用いたLC/MS/MS等での測定は,迅速な評価には不向きである。そこで,近年,我々は,蛍光プレートリーダーを用いて迅速にヒトBSEPの胆汁酸輸送阻害評価を可能とする化合物として,新規蛍光ラベル化胆汁酸(Tauro-nor-THCA-24-DBD)を合成し,その化合物が代表的なBSEPの基質として知られるT-CAと非常に類似した基質特性を持つことを明らかにしている(日本薬学会第130回年会にて発表予定)。<BR> 我々は,Tauro-nor-THCA-24-DBDを用いて,ヒト,ラット及びイヌ BSEPに対する基質認識性及び代表的な化合物を用いた阻害能を評価し,各動物種BSEPに対する本化合物の有用性を検討したのでここに報告する。

Journal

  • Annual Meeting of the Japanese Society of Toxicology

    Annual Meeting of the Japanese Society of Toxicology 37(0), 335-335, 2010

    The Japanese Society of Toxicology

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