CGの樹木モデルを用いた単木落葉樹の木漏れ日の分布に関する数値解析

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  • Numerical Analysis of Solar Shading Ratio Distribution of a Deciduous Tree Using CG Tree Model

抄録

本研究では、単木落葉樹の日射遮蔽モデルの構築を目指し、樹冠の空隙から入射する太陽位置別にみた直達日射が、樹影内に投影される木漏れ日の分布について、CGの樹木モデルを用いて数値解析を行った。東京の街路樹に用いられ、形態的な特徴が異なる3樹種の落葉樹(イチョウ、ケヤキ、プラタナス)を、既往のCGの樹木モデルを用いて東京夏至と冬至の太陽位置で解析した。その結果、太陽高度が高い12時は、樹種に依存する、分岐や葉の大きさ等の幾何的形態の違いよって木漏れ日の分布にばらつきが見られたが、太陽高度が低い17時は、いずれの樹種も幹に近いほど木漏れ日が多く出現する傾向が見られた。

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