Surface rupture of the 1957 Gobi-Altay earthquake and active faults along the northern boundary of the Gobi-Altay mountains, southwest Mongolia

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  • 1957年Gobi-Altay 地震の地震断層と周辺活断層分布の予察的検討

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はじめに<BR>  ユーラシア大陸の中央に位置するモンゴルにおいては,20世紀にM=8クラスの内陸直下型巨大地震が複数発生している.このうち1957年にモンゴル南西部で発生したGobi-Altay地震(M=8.3)では,ゴビアルタイ山脈北麓に沿った活断層(Bogd断層など)が活動し,長さ約260kmに及ぶ地表地震断層が出現した(Kurushin et al., 1997).この地表地震断層は逆断層成分を持つ左横ずれ断層で,最大変位は5-7mに達するものであった.地震断層の分布や地震時の変位量,変位様式は,Baljinnyam et al(1993)やKurushin et al(1997)に詳しく報告されている.しかし一方で,変動地形から明らかになる既存の活断層との関係や累積的な変位量と地震時変位量との関係などについては,殆ど検討されていない.<BR> 本研究では上述の課題を議論する第一歩として,航空写真とCORONA画像を新たに判読するとともに,現地調査を実施し,Bogd断層を中心としたゴビアルタイ山脈北縁断層とその周辺の詳細活断層図を作成した.今回はその第一報である.<BR> なお,本研究はモンゴル科学アカデミー地理学研究所と共同で行い,文部科学省科学研究費補助金海外学術調査(研究代表者 鈴木康弘)を用いて実施した.

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  • CRID
    1390001205691743488
  • NII Article ID
    130007013895
  • DOI
    10.14866/ajg.2007s.0.178.0
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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