ハイデルベルクにおける住民参加のまちづくり

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タイトル別名
  • Urban development with the participation of residents in Heidelberg, Germany

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抄録

ドイツの都市計画は,世界で最も厳しい規制を敷いているといわれ,まちづくりは自治体が策定する二段階の建設誘導プラン,すなわち, Fプラン(土地利用計画,Flächennutzungsplan)とBプラン(地区詳細計画,Bebauungsplan)に従って進められる。ドイツでは土地利用に対する計画策定には早期から住民が参加することが重視されており,以前から様々な住民参加が行われている。上記のFプランとBプランはいずれも住民の意見を反映させることが法律によって決められており,1976年の法改正によって原案作成前の早い段階における住民参加が義務づけられている。本研究の目的は,まちづくりの計画や実施段階において住民参加を積極的に取り入れたドイツにおける都市開発の仕組みとまちづくりの実態を明らかにすることである。2004年8_から_9月にかけての調査では,都市計画立案に大きく関与した前市長Schultis氏(現ハイデルベルク大学教授)からの聞き取り調査,都市計画の実務担当者からの聞き取り調査と資料収集を行ったが,今回の発表は都市計画立案時の行政サイドからの聞き取り調査から,ハイデルベルク市における地域計画とベルクハイム再開発計画の概要を発表する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205693252736
  • NII論文ID
    10020533169
  • NII書誌ID
    AA1115859X
  • DOI
    10.14866/ajg.2005s.0.58.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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