山地林における地表面抽出に適した航空機LiDARデータのフィルタリング手法

DOI

Abstract

本研究では,急傾斜地に樹木が密生する日本の山地林に適用する新たな航空機LiDARデータのフィルタリング手法を開発し,その適用性を検討することを目的とした。今回のフィルタリングにおいて,座標点が周囲と比較して落ち込んでいる度合いを表す落込量,地表モデルから座標点が離れている度合いを表す地表勾配量の2つの指標を定義した。その結果,地盤高の実測値57点と比較して,垂直誤差は平均0.00m,標準偏差が0.98mであった。今回のフィルタリング手法を用いることによって,自動的な地表点の抽出が行えた。

Journal

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001205702602112
  • NII Article ID
    130007019378
  • DOI
    10.11519/jfs.115.0.p2111.0
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

Report a problem

Back to top