Developing a record and playback system of video and sound scape in forest with fish eye video

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  • 魚眼ビデオによる森林内映像音響の記録.・再生システムの開発

Abstract

研究開発の目的は、1)魚眼レンズとCCDカメラによる映像を中心に、周囲の音響空間を記録することにより、森林内を歩行する際に人間の感じる主観的な映像音響空間を記録し、さらにGPSによる位置を加えて客観的情報として記録できるシステムを開発し、2)記録映像音響を人間の感じる状態により近く再生するシステムを開発することであった。 森林の映像を広角で撮影するために、魚眼レンズを用いて、CCDで撮影し、ディジタルビデオ(DV)形式で記録した。調査記録としては位置情報が重要であるので、GPSを利用して撮影と同時に位置を把握し、時刻データをキーにして、ビデオ映像と結合した。撮影した映像を、大型テレビあるいは液晶投影機で投影した。GPSデータと映像はGISからハイパーリンクで結合した。 開発したシステムを用いて野外撮影し、検討した結果、以下の2つの応用が可能であった。a) 野外調査記録装置として:  野外調査時に、周囲の状況や雰囲気を、従来のカメラに比べてよりよく記録できた。b)森林映像空間の疑似体験: このシステムを利用して、CAVEのように森林の映像音響空間を疑似体験できる。一般向けに展示施設などで森林を紹介する際に有効と考えた。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001205702942080
  • NII Article ID
    130007019606
  • DOI
    10.11519/jfs.115.0.p2059.0
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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