Measurement of Tritium Concentration in Water by Imaging Plate

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  • イメージングプレートを用いた水中のトリチウム濃度の測定

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廃水中のトリチウム(T)濃度測定は主に液体シンチレーションカウンターに頼っているが、 使用済みシンチレータの廃棄が問題となっている。また、T濃度によっては希釈などの操作が必要な上、不純物の混入によるクエンチングの問題もある。そこで本研究では、イメージングプレート(IP)を用いて水中のトリチウム濃度を測定することを試みた。トリチウム水(4 ~400 kBq/cc)の蒸気にIPを曝露すると、水分子が輝尽性発光体に吸収されることでIPが感光した。輝尽性発光強度は水中のトリチウム濃度と共に増大し、直接水中に浸漬せずとも、蒸気にIPを曝露するだけでトリチウム濃度を測定できることがわかった。また、輝尽性発光体に吸収されたTは可逆的に脱離し、IPを再利用することができた。以上の結果から、本法は有望であると結論した。

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  • CRID
    1390282680702535552
  • NII Article ID
    130007037007
  • DOI
    10.11561/aesj.2011s.0.756.0
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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